侵入させない安全なドアの鍵

自宅や事務所の防犯は、その地区の日頃の取り組み方で差が出てきます。
たとえば、常日頃から近所の人の交流があり見知らぬ人が立ち入ると目立つような地域だと空き巣等の犯罪率は低くなります。
反対に、他人に関心の薄い都会のワンルームマンションなどは狙われやすいので、よりしっかりとしたセキュリティーが必要になります。
侵入窃盗の主な侵入経路は、当然玄関と窓になります。
そして意外にも大胆不敵に玄関からの侵入も相当数あるといいます。
その場合、施錠していないケースも多いということですから、これは自分の防犯意識が足りなかったということでしょう。
また鍵が閉まっていた場合は数年前から問題になっているピッキングやサムターン回しという技術でドアを開いて侵入します。010528
ピッキングは実はさほど難しい技術ではなく、弱いとされる旧型のタイプ(鍵穴がくの字になっているシリンダー錠)の場合、ものの10秒ほどで解錠をしてしまいます。
今は廃盤となって生産はされていませんが、古いお宅の場合はそのままのことも多くあるので、その場合は早く交換を検討されるほうがいいでしょう。
サムターン回しはもっと単純で、ドアの内側にあるサムターン(施開錠するための手でつまむ部分)を、ポストやドアの隙間、または近くを破壊して内側から開錠する方法です。
これは、どんな鍵でも開いてしまう恐ろしい方法ですから十分な予防対策が必要です。
サムターン回し防止のグッズや補助錠が市販されていますからこちらも設置をオススメします。
窃盗のプロは、人目があるところや侵入に時間がかかるところはまず狙いません。
ですから、ここは簡単に侵入出来ないと思わせることが最大の防犯となります。
実際にいくつかの鍵でしっかり戸締まりすることに加え、防犯ステッカーなどで補助錠など強化していることをアピールしたり、夜間は照明を設置したりするなど、より周りに防犯意識の高さを訴えることも大切です。

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